Ringo Star

4人のうち170cm越えの女子が3人という、見栄えの良さという点では第2の黄金期を迎えたといえるりんご娘。
『2016愛踊祭』優勝というデカい実績をゲットし、その御褒美としてAKB48楽曲も手掛ける多田慎也生田真心タッグによる楽曲が制作された。
タイトル曲“Ringo Star”は、現行アイドルシーンと地続きのテクノポップな曲調で、オーディエンスと一緒に合唱できそうな前奏・後奏のパートや、高揚感のあるサビなど、過去のりんご娘楽曲とは比較にならないほどに気配りのある、流石のプロフェッショナルな出来。
明らかに洗練された一方、オートチューンをかけたヴォーカルエフェクトなどは、厳しい歌唱レッスンなど基礎に重きを置くという彼女らのカラーを損なわせる気がしないでもないが、Cメロではきっちりとこぶしを効かせてくれるから、元々のりんご娘らしさも保たれている。
カップリング“だびょん”については(どうしてもいい言葉が見つからなかったため)ノーコメント。