slow

聞こえないふりをしたが2012年に発表した編集盤CDR。2008年にカセットテープで発表された『screen』と2009年にCDRで無料配布された『filter』から計4曲が再収録、との触れ込み。
しかし実際には、2011年にフリー・ダウンロード形式で発表された『am 5:37』からの音源と、短めの新曲を含めた4曲が隠しトラックとして収録されており、8曲入りミニアルバムの様相を呈している。
アンビエント色の強い『screen』からの再収録曲、エコーを強く効かせたピアノの音色が映画音楽のようでもある新曲群など、聞こえないふりをしたの静的な部分が強調された作品集。恐らく、リーダーの佐藤氏を中心に作り貯めつつもなかなか正式にレコーディングできる機会が無かった宅録音源を放出したものと推測される。